【ボタニカル】新潟の町なかで巨木に出会う大人の愉しみ 樹木マップシリーズ第3弾

【ボタニカル】新潟の町なかで巨木に出会う大人の愉しみ 樹木マップシリーズ第3弾


新潟市中央区女池に、巨樹スポットがありました。

新潟市指定保存樹のタブノキです。

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タブノキ 指定番号第99号

新潟市発行の樹木マップによると、樹高18メートル、幹周3.5メートル。大人二人が手をつないでギリギリぐらいの幹周ですね。なかなかの太さです。枝ぶりも立派。

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見上げると、緑が気持ちいい。

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タブノキは神社の鎮守の森などでよく見られる樹木です。また、塩害に強いので海岸の防潮林に用いられてきたとか。

日本海までは距離があるので、防潮林と考えるのは難しそう。では、神社は?

すぐ近くにお寺があり、ここにも保存樹がありました。しかし、関係者以外は立ち入らないよう注意書きがあったので、中には入りませんでした。道路から撮った写真です。

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樹木マップには、

クロマツ 指定番号第40~45号

とあります。境内にはなんと、6本ものクロマツの保存樹があるようです。タブノキとクロマツで、お寺を守ってきたのでしょうか。

実は私、3歳くらいまでこの辺に住んでいたのいたのですが、まったく景色が変わっているため記憶がまるで一致しません。ちょっと残念。

新潟市中心部の閑静な住宅地に、突然出現する巨木たち、ちょっとびっくりします。昔から知っているつもりの町でも、発見はあるものですね。

(GATAポスト編集部・早見正明)