
【パン】自家製天然酵母で薪窯というこだわりのパン工房マリラに行ってきた
本格ドイツパンを作ってるパン屋が村上にあると聞いて行ってきました。「天然酵母の薪窯パン工房マリラ」は天然酵母を使って手作りの薪窯で焼かれる本格ドイツパンのお店です。ちなみに店名はあの「赤毛のアン」に出てくるアンの養母のマリラから。
- 自家製天然酵母
- 薪窯(薪は近隣の里山産)
- 国内産の厳選小麦使用
こうしてスペックを並べるだけでもすでにただならぬ本格感が漂ってきます。あえて手間のかかる方法でパンを焼き上げる、日本でも数少ない本格ドイツパンのお店なんです。ちなみに自家製天然酵母はレーズン由来のものとライ麦由来のものと2種類を使い分けているそう。夏場は管理が大変なのだとか。
陳列棚のないパン屋さん
比較的硬めで重量感のあるハード系のパンがメイン。 ちなみにドイツパンの特徴としてはしっかりとした酸。食事パンとしてソーセージやキャベツの酢漬けなどと合わせるとより楽しめるはず。
マリラは、ポストハーベストの心配がない国産小麦(主に北海道産)だけを使用し、自家製天然酵母を使って、自然塩だけを加えそれ以外は添加物を一切加えないで、近隣から切り出したナラの木を、手作りの石窯で燃やして焼く素朴なパンです。素材と手作りにこだわっています。マリラのパンは、一日に焼く量が限られていますので、事前にご予約頂いたお客様の分を焼いております。ご希望の方は事前にご予約をお願いします。 陳列棚がないパン屋 お店は予約制となっています。
自家製天然酵母でじっくり寝かしていること、さらに薪を燃やして石窯で焼き上げることから一日あたりの焼ける数には限りがあるのです。ですのでお店に行っても普通のパン屋さんと違って陳列棚にずらりと並ぶパンがあるわけではありません。お客さまも新潟の方は少なく、首都圏からの注文が多くて、なんと九州・沖縄からのオーダーもあるとのこと。スゴイ。
早速向かいます
村上瀬波インターをおりて岩船港方面に
青い建物の信号を左
この交差点左
まっすぐ行くとノボリが見えました!
マリラに到着。
マリラの外観
本日完売の表記が!大丈夫。2日前に予約してました。
これが薪窯。二代目のこの窯は平成20年から稼働しています。
ちなみに電気オーブンでもパンは焼けるわけですけども、それらの熱源はたいてい上下の二方向。それに比べると石窯は、全方位から熱が回りパンを焼き上げます。マリラのパンがおいしい理由のひとつです。
工房ですね。
マリラのパン、実食
じゃん!まとめ買い。
いちじくくるみのカンパーニュ、山葡萄くるみのカンパーニュ。
軽く炙ってみましょう。
密度が高いです。これが天然酵母。これが薪窯。
バターが負けてしまいそうな酸味。ハムかソーセージ、それとチーズ。ワインも欲しくなってしまいました!
本格ドイツパンのマリラ、興味のある方はすぐマリラのホームページへGO!
マリラからアドバイス
パンによってハーフとホールが選択できるものがありますが、おすすめはホール。食べ比べてみると、ハーフより焼き時間が長いホールのほうがおいしいそうです!なるほど!
天然酵母の薪窯パン工房マリラ
〒959-3402 新潟県村上市志田平45
TEL・FAX 0254-52-0071[予約制]
営業時間 AM11:00~PM6:30
定休日 不定休
(GATAポストパン好き 伊藤潤治)