
ズボンが震えました… さすが片貝、四尺世界一
全国に、世界に誇る片貝花火。大会で打ち上げる四尺玉は世界一の大きさです。大会は浅原神社秋季例大祭奉納大煙火といい、氏子の皆さんが神社に奉納する花火です。開催日は毎年9月9日・10日。昨日9日、会場に行ってきました。
午後2時ころの無料駐車スペース、県道10号片貝バイパスです。平日開催のこの時間なら、まだ空きはあります。
浅原神社の観覧席です。手前が当日席。奥の紅白幕は地元の皆さんの桟敷席や旅行会社のツアー席などです。
商店街には露店もたくさん出ているので、ブラブラ歩くのにいいですね。
四尺玉の実寸模型です。でかい。こんなに大きな玉が、空を駆け上るのです。
中ではお土産を売っています。地酒や米、染め物などなど。四尺玉のマグネット200円を購入しました。新聞紙で作ったオシャレなミニバッグ入りです。
かわいいので、つい買ってしまったのです。売店の女の子が。おじさん、がんばっている人に弱いのです。記念に一枚。
これが、そのマグネット。
9日は、古式ゆかしい筒引きが行われました。打ち上げ筒を引きながら町を巡り、祭りの始まりを告げます。
町を巡った後、神社に入り木遣りを唄います。子どもの頃から教えられる唄なので、皆、自然に唄えるのだそうです。
町を歩いていたら、還暦の方々の山車に出会いました。還暦花火も片貝花火の名物です。山車を引きながら木遣りを唄っていました。筒引きの若い人たちのエネルギーに満ちた唄とはまた違う、年を重ねた、コクのある味わい深い木遣りで、じんわり心に染み入るようでした。
この祭りは秋季例大祭。収穫を控えた稲穂はたわわに実っています。また、田園のところどころにそば畑がありました。ここは小千谷市、そぼどころであることを今さら思い出しました。新そばの季節が楽しみです。
個人のお祝いなどが多い奉納花火。家の前に縁台出して観賞する人も多いようです。路地花火です。
五穀豊穣祈願の意味合いもあるので、田んぼを入れ込んで撮ってみました。
四尺玉です。さすが世界一、開くときの音も迫力満点で、この場所でも衝撃波でズボンが震えました。びっくりでした。
本日10日も、夜7時30分から奉納煙火打ち上げ開始、四尺玉は夜10時に打ち上がります。
(早見)