新潟は枝豆王国 収穫体験&実は【地形】シリーズ2

新潟は枝豆王国 収穫体験&実は【地形】シリーズ2


新潟県は「えだまめ作付面積」が日本一です。

毎年、夏から10月ころまでさまざまな品種が入れ替わりで登場し、家庭の食卓を賑わせる枝豆王国の新潟。

今年も長澤さんから「枝豆はじまったよ」とのお声がかかり、訪ねました。

16otsunahime_05

早朝5時。

「枝豆を抜いてさ、そこの畝に置いていって」

と言われ、せっせと引き抜いては置いていきます。

枝を機械にかけ、豆をもいで行きます。

16otsunahime_03

「機械の隣に座って、豆をもいでいってさ」

機械がうまくもげなかった豆は人の手で・・・

と、昨年は見学でしたが、今年は手伝うことになった私。午後から雨の予報が出ていたこの日。降られる前に、できるだけ収穫したかったため私が呼ばれたのでした。

早朝から収穫し、早く出荷したいので時間との勝負になるため、人手が必要なのです。

ここは新潟市の西区。

海抜0メートル以下の場所もあり、大雨が降ると畑が水浸しになることも。

16otsunahime_01

まさに新潟は水と砂の町、農業は自然との戦い、そして地形、地質との戦いですね。

 

地形シリーズ1はこちら

さて、枝豆は「おつな姫」という品種が旬を迎えていました。

16otsunahime_06

実が小さいなどの理由ではねた豆を、労働の報酬としていただきました。今や全国区となった茶豆はもう少し先ですが、この「おつな姫」もうまさでは引けをとりません。豆のうまみ、甘みが凝縮されたような逸品ですよ。

はねた豆でも味に変わりはありません。こんなにおいしいお土産がもらえるなら、収穫体験をしたがる人はたくさんいそうです。マッチング次第で、うまくお手伝いを確保できそうに感じました。

次は茶豆ですね。

(GATAポスト 早見)

16otsunahime_04

もいだ後の枝葉は堆肥場へ。3、4年かけて堆肥を作ります。