日本の「かわいい」文化の原点は乙女心を魅了した大正ロマン?

日本の「かわいい」文化の原点は乙女心を魅了した大正ロマン?


世界で注目を集める日本の「かわいい」文化。ルーツは大正ロマン時代の「少女文化」だと言われています。この時代、雑誌を舞台に数々の挿絵画家が活躍し、少女たちを魅了していました。その中の一人に、14歳で上京して日本画を学び、竹久夢二の紹介で21歳にして華々しいデビューを飾った挿絵画家がいました。それが新潟出身の蕗谷虹児(ふきやこうじ)です。

新潟県新発田市に生まれた蕗谷虹児、25歳頃の写真。人気画家として数々の雑誌で挿絵の連載を担当していました。イケメンですね。

虹児が活躍した『少女画報』は、『婦人画報』の妹雑誌として1912年に創刊されました。当時の女学生の愛読書だったようです。

こちらは『少女画報』の新年号の付録「姉妹仲よし双六」。鮮やかでモダンな色使いと細かな描写は、今見ても魅力的です。

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新潟文化物語