【小ネタ】盆栽を地植え→20メートル。山形県の天然記念物「念珠の松」見てきた
あつみ温泉のサケ取材のあとに立ち寄ってボタニカルネタを拾ってきました。
渋めのネタですが。
山形県の天然記念物に指定されている「念珠の松」は、鶴岡市鼠ヶ関にある20メートルの松。
鼠ヶ関駅からほどちかい「念珠の松庭園」にあります。
盆栽を地植えして手入れをし続けた結果20メートルの立派な姿に成長し県の天然記念物にも指定されたという松。はたして…
もともとは盆栽の松だったのですが、今は廃業した旅館の庭に植えられたのち、手厚い庭師の手入れもあってすくすく成長し今の姿になったとのこと。
盆栽 → 400年前に地植え → 昭和30年に山形県の天然記念物に指定 → 平成6年造園家の手により現在の庭園が完成
主幹は高さ4.2メートル、幹囲1.2メートル、全長は20メートル。成長の過程には相当庭師の手が入っているということが園内の説明看板にあります。
総合的に『日本一の松であろう』という専門家の評価がされていると。この庭園は世界的に有名な造園家 中島健氏の設計施工管理によるもの。
鼠ヶ関はほかにも弁天岩、鼠ヶ関マリーナ、近世念珠関址、古代鼠ヶ関址など、やや渋めながら見どころが多いトコロです。自然好き・歴史好きな方にはオススメの観光スポットですよ。
(GATAポスト 伊藤潤治)