【ボタニカル】芝ボーイの成長は、ベランダー・ロスで空いた心の穴を埋めてくれるか 連載①
ベランダー・ロス、ベラロスですっかり心に穴が空いてしまい訪ねた花屋さんで、芝ボーイのお土産を頂いた私。※こちらを参照
この愛くるしいボーイの姿が、一体どうなるというのか、これは育てて連載するしかありません。
ガサゴソと開封し、説明書に記された手順通りに実行します。頭部をはずして約10分、水に浸します。ランナーウオッチできっかり10分、計測。 最近、走ってないな…。
ピピピピ。10分経過。続いて、黄色のコップ部分に水を入れ、頭部を乗せます。
あとは、日当たりのいい場所に置くだけ。
簡単すぎて不安になります。でも、これ以上やることはありません。
5日経ちました。
変化なし。ボーイは 穏やかな笑みを浮かべるのみです。
おかしいな… と思ってよく見たら、水がなくなっていました。
犬や猫たちと違い、たとえ不満があったとしても、まったく物言わぬ「植物」。そんな彼らの慎み深さを好ましいと感じるか否かが、「ベランダー道」に足を踏み入れるか否かの、分かれ道。なのでしょうか。
まずのところ、水を足します。
そして翌日。
出ました。芝です。
頭部には、芝のタネが仕込まれていたのです。
いい加減な世話しかしてないのに、ボーイは結果を示しました。よしよし。ボーイたるもの、たくさん生やすのだぞ。いっぱい日が当たるように、そっと顔の向きを変えてやりました。
(早見)