金のボルトに金のスパナ!菊水酒造の製品棟上棟式をレポート
11月3日、新発田市にある菊水酒造株式会社、そちらの製品棟(仮称)の上棟式が行われたのでGATAポストも報道関係者として取材を行ってきました。
菊水酒造といえば「ふなぐち」「菊水の辛口」でおなじみですね。下越のみならず新潟を代表する蔵のひとつ。はじめて生酒を200ml缶入り(ふなぐち菊水)で発売したことでもよく知られています。
今回の工事は、生産設備の老朽化や耐震性の向上とともに、生産効率を高めることが目的とのこと。さらなる品質の向上を目指します。次世代へと繋ぐための「持続する蔵」をテーマとして、先にリニューアルされた二王子蔵、貯蔵棟に続くものとして来年5月9日の竣工予定とのこと。
製品棟がどんな施設なのかというと、お酒のボトリングからラベル貼りまで生産工程の後半を担うところ。地上二階建ての鉄骨造り、一部コンクリート造となります。
凛とした空気の中、上棟式スタート。
金のボルトに金のスパナ。工場の上棟式というのはまったくの知らない世界!興味深いです。
建物の四隅の柱にお清めのあと乾杯。
大瓶、小瓶、缶のラインが並列にスッキリとレイアウトされ合理化されるわけですね。なかなか長いライン。
合理性、高度化、柔軟性の三本柱を具現化した生産設備の実現を目指します。
代表取締役社長 髙澤大介氏が施主あいさつのあと新発田市長 二階堂 馨氏 からのお祝いの言葉と続き、それから蔵人の木遣り歌が披露されました。
餅、菓子、菓子パンなどが中を舞います。撒く方も拾う方もテンション急上昇。
盛り上がった上棟式も無事に終わり。天気もぎりぎりもってくれました。
工場が新しくなっても変わらない酒つくりを行っていくだけ、髙澤社長が力強く語っていたのがとても印象に残っています。
おみやげをいただきました。もちろん菊水の辛口。
大人の社会科見学のような工場の上棟式レポートでした。菊水酒造のさらなる酒造りに乾杯!
(伊藤)
菊水酒造株式会社
新潟県新発田市島潟750
0254-24-5111