江戸~明治の海運ロマンを紹介する「北前船展」が新潟県立歴史博物館で開催

江戸~明治の海運ロマンを紹介する「北前船展」が新潟県立歴史博物館で開催


江戸時代の中期から明治にかけて、日本海の物流を支えた「北前船」の特別展「北前船展」が、7/25(土)より、長岡市の新潟県立歴史博物館ではじまります。

「北前船展」は、新潟県立歴史博物館の開館15周年を記念して開催されます。北前船とは、江戸時代から明治時代にかけ、大阪から日本海側を通り、各寄港地を経由しながら北海道まで物資を運んだ船のこと。各地で仕入れたものを別の場所で売り利益を得ることから、一獲千金の船として、当時の船主や船頭の夢を乗せた船でもありました。北前船が運んだものには米、酒、塩、魚介などがありますが、瀬波や新潟、出雲崎など、県内には当時要衝だった寄港地が多くあります。

同企画展では、絵画や船形模型、古文書などを通して、北前船の活躍と新潟の暮らしに与えた影響を紹介するとのこと。北前船のロマンと昔の新潟の様子など、いろいろと興味深い内容ですね。

チラシ

開催期間は7/25(土)~9/6(日)。営業時間や休館日、料金など、詳しくは公式HPにてご確認ください。

新潟県立歴史博物館

また、新潟県のHP「新潟文化物語」でも、北前船を特集で紹介していますので、合わせて見るとさらに「北前船」に詳しくなれます。
(GATAポスト編集部 上杉)

新潟文化物語