【ご当地逸品】島グルメいろいろ!夏レジャーは粟島へ -おでかけKomachi 連動企画-
海水浴の季節がやって来ました。
今年は粟島、いかがでしょうか。
釣り好きの間でファンが多い粟島ですが、夏はファミリーにおすすめです。海は透明度が高く、美しい星空も魅力です。
以前、取材したときの写真を中心に、粟島を紹介します。
集落は内浦と釜谷の2つ、人口はおよそ350人の島で、時間はとてものんびりと流れています。街の喧騒をしばし忘れることができます。
さて、粟島の名物といえば「わっぱ煮」。
杉で作った器「わっぱ」に、焼いた魚とみそを入れてお湯を注ぎ、熱した石を落とします。
石の熱でぐつぐつと沸騰させて味わう豪快な料理です。
石は粟島の玄武岩を使わないと、焼いた時に割れて使えないのだとか。
わっぱ煮は食堂や旅館の朝食などで味わえます。
ほかにも、地元の家庭料理をいくつか。
イモダコです。
実はじゃがいもも、とてもおいしい粟島。新じゃがの季節は7月。これを、タコと合わせて煮付けます。
こちらはタケノコ煮しめ。
自然の竹林が多い粟島。こちらは、あく抜きせずに調理できるマダケを使ったもの。特産のトビウオと煮しめると美味。旬は6月から7月ころ。
他に、地魚の刺し身はもちろん、沢水に味噌をといてキュウリやたくあんを乗せた「冷やし汁」なども。
島を訪ねたなら、ぜひ地元の家庭料理を味わってみてください。
(GATAポスト 編集部 早見正明)
※このコーナーは発売中の関連ムック「おでかけKomachi」(2015年7月18日発刊)の、「ご当地逸品」企画と連動し、不定期に連載いたします。