【続】新津(秋葉区)の商店街が面白い 鉄道の街ぶらり散歩
新津駅前の商店街あるき、続編です。(前編はこちら)
奥村薬局の山岸さんを訪ねました。
「鉄道の街・新津 調査報告書」というパンフの制作に携わった方です。
このような誌面です。
シリーズで3冊出ています。親しみやすいイラストで町の各所が紹介されています。
山岸さんは前編で紹介したシャッターアートにも関わっているとか。
「電車の絵は、これからまた増えるんです」。楽しみですね。
パンフに掲載されている「小百合」でご飯。昼の定食は3種類で日替わりです。カツ丼を食べました。
量はあまり食べない方なので、ご飯少なめでお願いしました。
実は私、地元の方の案内で、最近ここの店に飲みに連れて来てもらいました。2次会でなだれ込んだのですが、その時の地元の方とママのやりとりが振るってました。
「ママ、勘定いくららね?」
「ひとり千円でいいわね」
「なにゆってん、2千円払うわね」
と、およそこのような感じ。もうけはそこそこ、楽しい商売がモットーの愉快痛快なママさんなのです。
人情味あふれる店。近ごろ少なくなってきました。
さて、腹ごなしにもう一歩き。
こちら、C57形式149号機第1動輪 と説明にあります。昭和15年に作られたもので、総走行約309万キロ、実に地球約77周分の距離を走ったのだとか。すごい。相当すり減ったと思うのですが、メンテナンスはどんな感じだったのでしょう。
近ごろめっきり使わなくなった電話ボックスにも、このような細工が。
上の部分がパンタグラフになってます。
信越本線、磐越西線、羽越本線が乗り入れる新津駅。かつては乗り換えの時間待ちで、「駅前でいっぱいひっかける」なんて人がたくさんいたとか。
その頃の面影をとどめるかのような飲み屋さんビル。
鉄道の街のキャラクター、きてきちくんの飴を購入。天神屋というお店で売っています。「こちらもおいしいですよ」と薦められてつい購入したのが右の甘酒あめ。新津とは関係ありませんが、おいしいですよ。
独自の放送局が4月4日にプレオープンするなど、さまざまな展開を見せている新津の商店街。GATAポストでは、今後も注目していきたいと思います。
(GATAポスト編集・早見正明)