白玉の滝(秋葉区)に春が来ました
3月31日、天気が良かったので以前から気になっていた秋葉区の白玉の滝に行きました。
丘陵地にある木々に囲まれた滝ですが、駐車場が整備されているのでアクセスは楽です。車を降りて、徒歩2分ほどで滝に着きます。
水の音、鳥のさえずり、木漏れ日が心地よく、ただそこにいるだけでリフレッシュできそうな場所です。
白玉の滝というのは俗称で、正式には「金津の滝」というそうです。
歴史は古く、順徳天皇の頃(1210~1221)から知られていたとか。
二つの滝があり、下流が雌滝、上流が雄滝とされています。
雄滝へは歩いて2、3分ほどです。
かつては山伏がここで修行したのだとか。
もっと歩きたい場合は、菩提寺山の登山道に通じているので、低山登山も楽しめます。暑い時期なら、下山後に足を冷やすと気持ちよさそう。
山野草もチェックです。
白花のキクザキイチゲが咲き乱れていました。
ショウジョウバカマもあちこちに。
傾斜地によくへばりついている植物です。
背が高いライバルが少ない場所で、春を謳歌する作戦ですね。
葉っぱの先からクローンを作り出し、繁殖するという離れ技を持っていることを最近知りました。
すごい。見てみたい。
温かい日だったので、虫たちも活動を始めています。
エイレイソウもちょこちょこいました。
ジャノヒゲ発見。
夜桜で有名な高田公園で、サクラの根を守っているけなげなヤツですね。
花とみどりの秋葉区。
白玉の滝周辺は植生も豊かで、いい場所ですね。次は菩提寺山を登りたいと思います。
(GATAポスト編集・早見正明)