春の弥彦山で貴重なシーンを目撃

春の弥彦山で貴重なシーンを目撃


弥彦山は春に登ると、とても楽しい山です。

4月9日、久しぶりに低山登山を楽しみました。

この時期に訪れると、ギフチョウがたくさん舞っています。のんびりした性格なのか、登山道でよく休んでいる姿を見かけます。

下の写真、どこにいるか分かるでしょうか?

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これが、ギフチョウ。

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ギフチョウが、草むらにパタパタと入っていく姿が目に入りました。

 

草むらに入ったきり、出てきません。

「もしや」と思い、のぞいてみると。

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卵を産み付けているようですが…?

飛び立つのを待ち、葉をよく見ると。

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やはり、そうでした。貴重な産卵シーンを目撃しました。

葉はコシノカンアオイ。ギフチョウは、この葉に産卵するとされています。生態を実際に観察することができ、幸運でした。

コシノカンアオイは、変わった花の形をしています。こちらの過去の記事にあります。

虫、花、植物などの、生き生きとした姿に触れながら、低山登山で筋肉痛を覚え、己の生命も実感する。そんなところが、春の山の楽しさです。

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こちらはキバナノアマナ。多分。

楽しかったので、翌週にもまた行きました。今週末も晴れるといいなあ。

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シュンラン。

(GATAポスト編集 早見)