まるで美術館のような迎賓館が新発田市に移築!?

まるで美術館のような迎賓館が新発田市に移築!?


外観は伝統的な和風建築。ですが、一歩入れば、日本の美術や工芸の技が尽くされた雅やかな大空間。孫文や渋沢栄一ら国内外の要人も訪れたという「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」が、新発田市に移築されます。(トップ画像は平成24年の解体工事前の様子)

撮影:写真家 岩﨑和雄

寄木造の床にイスとテーブルが配置された1階の食堂。極彩色で鳳凰(ほうおう)を描いた格式の高い格天井(ごうてんじょう)、高野山や徳川家伝来の欄間(らんま)などで飾られています。

撮影:写真家 岩﨑和雄

こちらは2階の廊下。隅田川にちなんで都鳥と桜の花をデザインした大理石モザイクが敷き詰められています。

撮影:写真家 岩﨑和雄

2階の大広間は、豊臣秀吉が建てた桃山御殿を模した様式になっています。一段上げた舞台では、芸妓が舞を披露したのだとか。

 

建設主は、「大倉喜八郎」という人物。新発田市出身の実業家なのですが、ご存知でしたか? 92年の生涯で立ち上げた企業数はなんと約200社!

 

大倉喜八郎がどんな人物で、なぜ「蔵春閣」が新発田市に移築されることになったのか。詳しい記事はこちらで読むことができます。ぜひご覧ください。

 

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