〔糸魚川シリーズその③〕奴奈川姫ゆかりの地・糸魚川の観光スポットを訪ねて
糸魚川シリーズも第3弾。糸魚川といえば奴奈川姫(ぬなかわひめ)の伝説が残る地、フォッサマグナに位置する「世界ジオパーク」として知られますが、今回は市内をいろいろと訪ねましたので、いくつかスポットをご紹介します。
まずは糸魚川駅前の「奴奈川姫像」です。美しい。奴奈川姫は古事記にも登場する、神話の時代に糸魚川周辺を治めたとされる女王で、ヒスイを用いて祭祀(さいし)をおこなったといわれています。こちらの像は左手に玉(ヒスイ?)、右手は握手できるようになっていて、願い事をしながら握手するとかなうとか。
次は縄文中期の遺跡、「長者ケ原遺跡公園」です。こちらでは実際に遺跡が発掘された場所に当時の住居が再現してあります。
ちなみに、公園内にある「長者ケ原考古館」では、発掘されたヒスイや土器などを展示しています。
最後にご紹介するのが2015年3月にリニューアルオープンした「フォッサマグナミュージアム」です。展示の目玉はヒスイ関連とフォッサマグナ関連です。館内には「ジオパーク情報コーナー」もあります。
いろいろ見どころが多彩な糸魚川。次の休日など、おでかけしてはいかがでしょう。尚、奴奈川姫やジオパークなどの情報は、新潟県のHP「新潟文化物語」の特集「file-87 ヒスイと世界ジオパーク」でも詳しく紹介されていますので、ぜひご覧ください。
(GATAポスト編集部 上杉)
・新潟文化物語
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