〔糸魚川シリーズ④〕天津神社春大祭「糸魚川けんか祭り・天津神社舞楽」を見てきました!

〔糸魚川シリーズ④〕天津神社春大祭「糸魚川けんか祭り・天津神社舞楽」を見てきました!


糸魚川シリーズもいよいよ大詰め。今回は先日4/10(金)に天津神社で行われた春大祭「糸魚川けんか祭り」と「天津神社舞楽」のご紹介です。

天津神社で毎年4/10に行われる「糸魚川けんか祭り」と「天津神社舞楽」。「糸魚川けんか祭り」は、五穀豊穣(ほうじょう)と豊漁を願い、2つの神輿(みこし)がぶつかり合う勇壮な祭り。また、「天津神社舞楽」は、大阪四天王寺の流れをくみ、国の重要無形文化財に指定されています。同日に行われる2つの祭りはなんと300年以上の歴史があるそうです。

それではまず、「糸魚川けんか祭り」のご紹介です。

これはけんか祭りに先立って行われる稚児の「お練り」です。午後からの舞楽前のお披露目ですね。

これはけんか祭りに先立って行われる稚児の「お練り」です。午後からの舞楽前のお披露目ですね。

稚児が舞台に上がると、いよいよけんか祭りが始まります。

稚児が舞台に上がると、いよいよけんか祭りが始まります。

2台の神輿は境内を時計回りに進み、桟敷席前で組み合います。ぶつかるのではなく、神輿をあわせてから押し合う感じです。

2台の神輿は境内を時計回りに進み、桟敷席前で組み合います。ぶつかるのではなく、神輿をあわせてから押し合う感じです。

ついに始まりました。すごい熱気です。桟敷席からも大きな歓声があがります。しかし、すごい人ですね! 神輿に近づけないほどの混みようでした。神輿はある程度時間がたつと離れ、また反対側の桟敷の前で組み合います。

ついに始まりました。すごい熱気です。桟敷席からも大きな歓声があがります。しかし、すごい人ですね! 神輿に近づけないほどの混みようでした。神輿はある程度時間がたつと離れ、また反対側の桟敷の前で組み合います。

このような押しあいが10回程度あります。各区の若衆の気合が伝わってきますね。

このような押しあいが10回程度あります。各区の若衆の気合が伝わってきますね。

けんか祭りの最後も威勢のいい「ワッショイワッショイ」のかけ声で終わりです。大変お疲れさまでした。

けんか祭りの最後も威勢のいい「ワッショイワッショイ」のかけ声で終わりです。大変お疲れさまでした。

 

そして午後からは「天津神社舞楽」が行われます。

舞楽は打って変わって静かな舞です。稚児の舞が境内の空気をピンッとさせるようですね。

舞楽は打って変わって静かな舞です。稚児の舞が境内の空気をピンッとさせるようですね。

こんなユニークな面をつけた稚児の舞もあります。踊りもかわいく、観客から応援の声も上がります。

こんなユニークな面をつけた稚児の舞もあります。踊りもかわいく、観客から応援の声も上がります。

これは「鶏冠(けいかん)」という舞です。背中にある蝶の装飾も見どころですね。

これは「鶏冠(けいかん)」という舞です。背中にある蝶の装飾も見どころですね。

もちろん大人の舞もあります。ダイナミックな動きが楽しめます。

もちろん大人の舞もあります。ダイナミックな動きが楽しめます。

舞は全部で12の演目があります。最後の頃には日も落ちかけてきます。演じる子供たちも気合が入りますね。

舞は全部で12の演目があります。最後の頃にはもう夕方。演じる子供たちも気合が入りますね。

これが最後の演目「陵王(りょうおう)」です。面といい音楽といい、ラスト飾るのにふさわしい趣のある舞でした。時間はすでに17時30分くらい。みなさまお疲れさまでした。

これが最後の演目「陵王(りょうおう)」です。面といい音楽といい、ラスト飾るのにふさわしい趣のある舞でした。時間はすでに17時30分くらい。みなさまお疲れさまでした。

体験してみた感想ですが、「面白かった!」です。「動」と「静」の祭りが連続で行われるので違う雰囲気が楽しめました。ただ、2つを通しで見ると約9時間。体力と相談しながら見学してください。私はずっと現場にいましたが、かなり足が痛くなってしまいました。

また、新潟県のホームページ「新潟文化物語」でも、祭りの様子を詳しく紹介しています。こちらでは動画でも祭りの雰囲気が感じられますので、ぜひご覧ください!

(GATAポスト編集部 上杉)

新潟文化物語

 

日程や場所など、2つのお祭りの詳細につきましては、下記リンク(糸魚川市観光協会HP)も合わせてご覧ください。

糸魚川市観光協会

天津神社・奴奈川神社/住所:糸魚川市一の宮1-3-34 電話:025-552-1742(糸魚川市観光協会)