「いいこと」を始めよう。魔法のボックス販売スタート

「いいこと」を始めよう。魔法のボックス販売スタート


生ゴミの減量でCo2を削減し、なおかつおいしい野菜や元気な植物が作れる、というのが今回の話です。

「元気な野菜は虫がつく」のではなく、実はその逆。生命力あふれる野菜は、農薬や化学肥料がなくとも虫が付きにくく、栄養価が高い、という「菌ちゃん野菜作り」の話は、以前、こちらの記事で紹介しました。今回の記事は、その話と地続きです。

菌ちゃん野菜沼垂幼稚園05

沼垂幼稚園で行われた菌ちゃん野菜作り。

生ゴミを使って、菌=有用微生物いっぱいの発酵した堆肥を作り、環境と体にいいことを始められる、そのツールがこちらです。

15段ボールコンポスト_06

 

本日、10月1日より、新潟市オリジナルの段ボールコンポスト「サイチョのマジックダンボール」の販売が始まりました。箱、基材、内袋、説明書のセットで500円(税込)です。

家庭から出る「燃やすゴミ」の、約4割は生ゴミ。その減量はつまり、焼却時のCo2の削減につながるという仕組み。生ゴミが堆肥に変わるだけでなく、環境にやさしく体にもいいという部分も「マジカル」です。

段ボールなので室内で利用でき、だから冬でも暖かい環境で発酵を進めやすいのもポイント。

台所まわりに置いてみると、こんな感じ。

15段ボールコンポスト_01

15段ボールコンポスト_02

新潟市のゴミ減量推進キャラクター「サイチョ」のファミリーが描かれています。子どもさんとぬり絵を楽しめるように、あえて色は付けていないそうです。

中には説明書と内袋、竹パウダーやキノコの菌床などをリサイクルした基材が入っています。

15段ボールコンポスト_03

新潟市各区の区民生活課 生活環境係で販売しています。

また、10月中は使い方講座を開催、その会場でも購入できます。

詳細はこちらのホームページをどうぞ。

(GATAポスト編集・早見正明)