【ラーメン】スープにトーストをイン!? 人気店きどりらーめんから驚きの提案
なにっ!ラーメンスープにトーストを浸して食べるですって!
そんな情報を入手したわれわれGATAポスト取材班は空腹を抱えながら
新潟市東区江南にある「きどりらーめん」に向かいました。
まずはお店のご紹介
ご存じない方のためにきどりらーめんについてカンタンに説明します。きどりらーめんは、濃厚な鶏白湯スープに白味噌ベースの自家製ダレを組み合わせた「きどりらーめん」ただ一種類で勝負している個性派ラーメン店。そのままでもおいしいのですが、卓上の調味料を加えて遊んでみるのがまた面白いんです(あとで詳しく説明します)。
では行ってみましょう
旧49号線、南紫竹のローソンの角を曲がり江南方面へ。東区なのに江南、ちょっと紛らわしいです。
程なくすると左手に第一ビル。きどりらーめんです。手前が旧店舗。駐車場は店の正面だけでなく隣の焼き鳥屋の裏にもあり。
正面にクルマを駐車するときはは背後に気をつけましょう。
店内写真。隣に移転して座敷ができました。うれしい!
きどりらーめんは700円。替え玉あり、ご飯入れて雑炊もあり、トーストもあり。
トッピングそれぞれ50円まし。温玉、ほうれん草増、ネギ増、鶏そぼろ増。
どん!きました!きどりらーめん。
濃厚鶏白湯ときどりダレのスープはまろやかクリーミーでやさしい味。こってりに見えますが、味はあっさり。鶏そぼろを溶かしこんでスープは完成します。
調味料で遊んでみよう
そのままでも十分イケるのですが、あれこれ遊んでみましょう。
遊び道具は コショウ、カレー塩、ごまラー油、ガーリックパウダー、しょうがパウダー、きどりだれ、一味唐辛子。
各テーブルごとに設置されている調味料(遊び道具)。
レンゲで試します。カレー塩を入れてカレーラーメン風に。
黒胡椒をかけてカルボナーラ風。変幻自在のきどりらーめん。
ちなみに記者おすすめは、ノーマル、黒胡椒、カレー塩、ときどきしょうがパウダー。これのローテーションです。
麺を食べ終わったら…いよいよトーストをスープにイン!
トーストを1枚注文してみました。いよいよ今回の記事の核心部です。
いい焼き加減のトースト。ラーメンにトースト。きどりが切り拓く新しい地平。
トーストをスープに投下!
パングラタンのようですね。まろやかなスープと良く合います。
ガーリックパウダーをかけてみました。パウダー系調味料はすっと馴染みます。
もちろん雑炊もおすすめ
半ライスと温玉トッピング。雑炊風あるいはリゾット風。
きどり初心者はまずこの半ライスインから試すことをおすすめします。
雑炊に、カレー塩入れればスープカレーです。コショウもいけますね。
店主渡辺さんにお話を伺った
渡辺店主にあれこれ質問をぶつけてみました。
――居酒屋の締めの雑炊がきどりのルーツと聞きましたが
そうです。以前駅南で居酒屋をやっていた時に色々なタイプの雑炊を試していたうちのひとつがもとになっています。けっこうあれこれ試しましたね。出汁のとり方も和風・洋風両方やりました。きどりのスープがいろいろな調味料、ご飯にもトーストにも合うというのはそういうこともあるのかな。
――調味料の遊び道具も居酒屋時代から?
居酒屋時代、メニューに半羽揚げや唐揚げがありました。そのため卓上にはカレー塩、ガーリックパウダーなどが当然置いてあるわけですよ。お客さまはそれらを〆の雑炊やラーメンに使ったりしていましたね。うちはラーメンの種類が1種類しかないので、そのぶんいろいろ遊んでいただければ。
――他にはないユニークなスープです
鶏白湯といってもコクを出すために豚を入れるところもあるようですが、うちは鶏だしのみ。そして無化調。白味噌を使ってると言っても味噌ラーメンじゃない。あっさりした鶏白湯とも違う。この店開くのに他のラーメン屋で修行したわけでもないですし、だからオリジナル性が高いんですかね(笑)。
記者の友人知人にきどりらーめんを紹介してみたところ、そのリピーター率に驚きます。きどりらーめんでしか食べられないきどりらーめん。ぜひ一度食べて欲しい一杯です。
(伊藤)
きどりらーめん
〒950-0855 新潟県新潟市東区江南1丁目5−21
営業時間 昼:11:00~14:00 夜:17:00~21:00
不定休