未来のユネスコ無形文化遺産登録候補!? 注目高まる風流踊『大の阪』『綾子舞』

未来のユネスコ無形文化遺産登録候補!? 注目高まる風流踊『大の阪』『綾子舞』


ユネスコ無形文化遺産の提案候補となった、民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」。全国から選定された41の候補の中で、新潟県で選ばれた魚沼市「大の阪(だいのさか)」と柏崎市「綾子舞(あやこまい)」。それぞれの地元では、伝統の踊りを未来へ受け継ぐ人々の姿があります。

撮影:大の阪の会・櫻井信夫さん

前編は、魚沼市「大の阪」。旧堀之内町地域に伝わる盆踊りで、平成10年(1998)に国指定重要無形民俗文化財となりました。毎年8月14日から16日のお盆に八幡宮境内で、今では珍しい大きな櫓を中心に、夜の7時から10時まで踊ります。

300年以上前の元禄時代より伝わるとされる「大の阪」。衰退の危機を乗り越え、今なお受け継がれてきた歴史と未来への継承について、子どもたちの指導を行っている宮正伻(みやまさずみ)さんや、大の阪の会のみなさんに伺いました。

後編では、柏崎市「綾子舞」。柏崎の南側の黒姫山山麓、鵜川地区で約500年前から伝わる民俗芸能です。かつてはいくつかの集落で伝承されていましたが、過疎化などからしだいに途絶え、現在ではふたつの集落に保存会(座元:ざもと)があり、両者で柏崎市綾子舞保存振興会を組織しています。

綾子舞の歴史を紐解くとともに、受け継がれてきた歴史をどう次の世代へ繋いでいくか、大きく変貌を遂げる現代社会の中で、伝統芸能「綾子舞」の練習に励む子どもたちに話を伺いました。
「風流踊」がユネスコ無形文化遺産の提案候補となり注目が高まるなか、新潟で長きにわたり根ざしてきたふたつの踊りのこれからと未来。詳しい記事はこちらで読むことができます。

 

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新潟文化物語