こんなセレブな生活をしてみたい! 豪農の館に行って来ました

こんなセレブな生活をしてみたい! 豪農の館に行って来ました


新潟市江南区、豪農の館として知られる「北方文化博物館」に行って来ました。越後随一の豪農といわれる伊藤家の本邸を生かした博物館は、敷地8,800坪、建坪1,200坪で、部屋数が65もあります。この規模だけ見ても、いかに伊藤家が栄えていたか分かります。北方文化-主屋

大広間のある建物へのアプローチ。さすがに風格があります。

 

北方文化-一本杉

茶の間の南側の廊下の桁には、長さ30メートルもの一本杉が使われています。会津近辺から運んできたものだそうです。

北方文化-台所

台所です。最も使用人が多かった頃は、毎朝、大釜で米1俵のご飯を炊いていたそうです。

北方文化-献立伊藤家の当主の披露宴の時の献立表。3日3晩に渡って行われ、新婚の二人は関西方面へ、お供を2人連れ、70日ほどの新婚旅行に出かけたそうです。

北方文化-説明館内では、定期的にスタッフの方から説明があります。ガイドを行うアナウンスが流れますので、アナウンスに従って集合場所へ。分かりやすく解説してくれるので、伊藤家と北方文化博物館のことがより詳しく理解できます。

ちなみに、最盛期は東京ドーム300個分の土地を所有し、彌彦神社まで他人の土地を通らずにお参りに行けたそうです。桁違いの大地主だったと、改めて実感。

北方文化-大賀ハス

敷地奥の池には、「大賀ハス」と呼ばれる古代ハスが花開いていました。大きなハスの花が、夏の日差しを受けて輝いていました。

北方文化-三楽亭
書斎兼茶室「三楽亭」です。三角形をした独創的な建物です。ほかにも、代々の当主が集めた美術品を展示している「集古館」など、見どころがいろいろあります。夏休みの大人の修学旅行として「北方文化博物館」を訪ねてみませんか。(山)

[北方文化博物館] 

新潟市江南区沢海2-15-25

入館料は800円です。