雄大な地形と自然、津南町のジオパークへの歩み
津南町は、日本ジオパーク認定を目指しており、長野県の栄村とともに取り組みを行っています。
津南町のパンフレット「めざせ！苗場山麓ジオパーク」によれば、
ジオパークとは？ 直訳すると「大地の公園」。地球の成り立ちを観察できる地形や地質、そこに育まれた生態系と私たちの祖先の歴史文化を守りながら体感して楽しく学ぶ場所です。
となっています。雄大な信濃川が流れる苗場山の麓、津南町には雄大な自然やダイナミックな地形が楽しめる観光スポットが多数あります。よく知られているのが河岸段丘です。これは信濃川が長い年月をかけて大地を削り、土地自体が隆起したことが合わさって形成されたそうです。この段丘は日本一の規模と言われています。
上空から望む「河岸段丘」。（写真提供：津南町観光協会）
現在、日本ジオパーク認定に向けて整備中なのが、「石落し」を望む見玉公園です。巨大な断崖に柱状節理が連なる光景は圧巻で、秋には上部の木々などが色づき、紅葉スポットにもなります。
巨大な柱状節理の岩壁「石落し」。（写真提供：津南町観光協会）
日本名水百選でもある「龍ヶ窪」は、夏の涼感にもぴったりのスポット。大昔に苗場山から噴出した溶岩末端には湧水が点在しているそうで、ここもその一つ。大量に湧く澄んだ水は、美しい池となっており、たくさんの人が名水を求めて訪れます。
澄んだ湧き水をたたえる「龍ヶ窪」。
いかがでしたでしょうか。津南町にはこのほかにもたくさんの「めざせ！苗場山麓ジオパーク」関連スポットがあり、その数は57箇所。津南町で大いなる地球の営みを体感してみてください。（研）
お問い合わせ：025-765-5585（津南町観光協会）
