越後の虎・上越市の上杉謙信公像をいろいろ訪ねてみました

越後の虎・上越市の上杉謙信公像をいろいろ訪ねてみました


戦国の世を駆け抜けた上杉謙信公。新潟県民なら誰もが知っているヒーローです。
戦国武将・謙信公は享禄3年(1530)に、長尾為景(ながおためかげ・戦国武将)の末っ子として生まれたました。母は虎御前。寅(とら)年生まれなので幼名は虎千代(とらちよ)、元服して景虎(かげとら)となりました。なるほど、それもあって「越後の虎」と呼ばれるんですね。ちなみに、謙信公は政虎(まさとら)、輝虎(てるとら)と年齢によって名前を改めたので、古文書などではそのように書かれていることもあります。8月には「謙信公祭」も行われますね。
今回は上越市にある謙信公の像を訪ねてみました。

まず訪れたのが、北陸新幹線の開業にともなってオープンしたJR上越妙高駅前の上杉謙信公像です。こちらはついこの前設置された新しいものです。

JR上越妙高駅の上杉謙信公像です。30代の謙信公をイメージしているそうです。

若々しい、知的な武将という印象ですね。

背中には「毘」の文字が光ります。

背中には「毘」の文字が光ります。

 

次は春日山の麓、上越市埋蔵文化財センター前にある謙信公像です。

上越市埋蔵文化財センター前の上杉謙信公像です。かなり勇壮な印象ですね。

上越市埋蔵文化財センター前の上杉謙信公像です。かなり勇壮な印象ですね。

有名な川中島の戦いなど、みなさんが謙信公に対してもっているイメージに近いのではないでしょうか。

有名な川中島の戦いなど、みなさんが謙信公に対してもっているイメージに近いのではないでしょうか。

 

最後は春日山城跡にある謙信公像です。

こちらは、今回行ったときに雨が降ってうまく撮れなかったので、前に訪ねた時の写真をご紹介します。

謙信公像は城跡の入口にたたずんでいます。

謙信公像は城跡の入口にたたずんでいます。

こちらの謙信公は越後平野を望みながら、新潟を見守っているような表情ですね。

こちらの謙信公は越後平野を望みながら、新潟を見守っているような表情ですね。

上杉謙信公の像もいろいろあり、人によって持っている印象もさまざまではないでしょうか。

上越市には謙信公関連の観光スポットがいろいろとあります。
・春日山城跡(謙信公の居城跡)
・林泉寺(謙信公の修行の地とされる)
・五智国分寺(謙信公が再興)
・上越市埋蔵文化財センター(謙信公関連のイベントや展示)
まだまだありますので、上越観光コンベンション協会(http://www.joetsu-kanko.net/)や上越市の観光ページ(https://www.city.joetsu.niigata.jp/life/4/)などで調べてみてください。

ちなみに、GATAポストにも情報を提供いただいている新潟県文化振興課さんのホームページ・新潟文化物語の特集「file-88 古文書からみる上杉謙信」では、謙信公がどんな人物だったのかを考察しています。謙信公の人となりを学んでから上越を訪ねれば、もっと歴史に興味がもてそうですね。この週末、上越観光におでかけしてはいかがでしょうか。
(GATAポスト編集部 上杉)

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