発見いっぱいの柏崎ふるさと納税、市長報告 日本海沿岸のワサビって?
「ふるさと納税」はより、寄付しやすい方向に向かいそうです。
自民党は税制改正案の中で、寄付後の税控除の手続きを簡素化すること、控除額上限額を2倍にすることなどを盛り込んでいるようす。政府が掲げる「地方創生」の一環で、今後、ますます注目を集めそうです。
さて12月18日(金)、柏崎の女性チーム・ふるさと納税推進チームの皆さんが、これまで重ねて来たリニューアル案の検討結果を会田市長に報告しました。
8人のメンバーが役割を分担し、全員で報告しました。
ふるさと納税の意義を改めて見つめ直し、その上で出たお礼品のアイデア、PR案などを1人1人が伝えて行きました。
現行の「柏崎市ふるさと応援寄附金」という名称を「柏崎ふるさと応縁基金」に変更する案も盛り込まれました。柏崎とのつながり、縁に願いをこめて応援を「応縁」に、積み立てて活用することを念頭に置いて「基金」として、見直したものです。縁にはハートがデザインされています。
会田市長のコメント
「いろいろないいアイデアが満載した素晴らしい報告書であると思います。
来年4月から実施できる部分は実施して、検討が必要な部分はさらに深めるためにも、皆さんまだ物足りないようなので、引き続きこのチームで検討して行ってもらいたいと思っています。
やはり、納税の額を増やすと言うことではなく、継続して応援してくる人を増やすための制度として、またアイデアを出してもらえたらと思います。皆さん、それぞれの仕事がある中で、たいへんご苦労様でした。」
チーム8人の作業はここで一区切り。ここからは担当部署である総合企画部にバトンを渡し、具体的に実行に移して行くことになります。また、チームは今年度内は解散はせず、意見を募るなどの動きは続けていく見込みとのこと。
皆さん、ひとまずお疲れ様でした。
気になる中身、日本海沿岸のわさびって?
報告資料にある、お礼品の商品案を見てみると。
柏崎野菜、新道柿、わさび… わさびは日本海沿岸のものだそうです。なんですか!? 面白そうですね。蝋型斑紫銅器(ろうがたはんしどうき)とは?何やら、知らないものがたくさんあります。
こうした発見の機会としても、ふるさと納税はとても興味深いと思います。
また、インターネット、SNSを介しての、寄付者と双方向の交流に関する提案も。「縁」を重視する姿勢が反映されています。
あくまで案につき、どこまで実現するかは未定ですが、来年のリニューアルが楽しみです。GATAポストでは、引き続き注目していきたいと思います。
(GATAポスト編集・早見正明)