【BBガールズ通信】 祝! 学童女子選抜大会 優勝
文/頓所理加(BBガールズ普及委員会・代表)
ご報告です。頓所が、コーチとしてかかわらせてもらっている「新潟BBガールズ選抜チーム」が、この度、10月29日30日と埼玉県三郷市で開催された「第21回学童女子選抜大会」(IBA主催)にて、「優勝」を果たしました!
新潟BBガールズ選抜チームとしての優勝は、実は5年ぶりとなり、久々の快挙です。
もちろん、今年の選手達の勝利ではあるのですが、この5年間の沢山の新潟の女子野球選手達の想いも添えられた「優勝」にも感じられました。新潟の女子野球界にとっても明るいニュースとなりました。
頓所は、久々の胴上げに、あまりに緊張し体に力が入り過ぎ、マッチ棒の様な状態で胴上げをしていただきました。これも最高の思い出です。今後も新潟の女子野球界の為に頑張れそうです(笑)。
~大会結果~
29日
<一回戦>対イーストエンジェルス 4対5 勝利
30日
<準決勝>対山梨選抜 1対5 勝利
<決勝>対船橋女子選抜 2対3 勝利
新潟BBガールズ選抜チームとは、新潟県内で野球を頑張る学童(小学生)女子選手達に「選抜選考会」をうけてもらい、選ばれた選手達16名により構成されるチームです。合宿を含む3回の強化練習を経て、本大会に臨みます。今年の選手達が9期生となります。
今年の選抜チームは、6年生の中に4.5年生も数名選ばれていたので、選手の体つきも小柄な選手が多いチームでした。大エースが一人で支えるというカラーではなく、三戦とも先発の投手を代えて、先発の投手がバックを信じて精一杯投げ込み、全員で守りきる!まさに「全員野球」のチームでした。
今年のチーム目標は『一戦必勝』!
岩橋誉監督が掲げた目標「一戦必勝」に、選手16名全員で向き合い取り組みました。
「目標は、優勝に設定せず、一戦必勝で、ひとつひとつ目の前にある試合を勝って行く!」と明言した監督には、強い信念がありました。
今までは、「選抜チームだから優勝することが使命だ!と強いプレッシャーをかけすぎてきた。これは反省点です。」と話す岩橋監督は、「自分達らしく、リラックスした状態で野球をさせてあげる事こそが、各選手の最大のパフォーマンスに繋がる!勝利にも繋がる!」と考えるようになったといいます。
その結果、彼女達は、本番の大会中も「自分達らしさ」を失う事はありませんでした。緊張するであろう試合の前に、全員で「かえるの歌」を大合唱し、リラックス。そして、試合に入れば、本気モードで集中する!『笑顔で!笑顔で!』と、どこからともなく飛び交うベンチからは「一戦必勝」の言葉の持つ本当の意味を感じることが出来ました。
新潟に久しぶりに帰ってきた「優勝旗」は、新潟の女子野球界に明るい風を吹かせてくれました!「来年は、私が優勝旗を持ち帰ってくる!!」という熱い女子学童選手が、今後も出てくることを願いつつ・・・。
※第9期・新潟BBガールズ選抜チームは、11月に行われる「五泉近郊6年生交流大会」に出場後、解散となります。
※新潟ドームスラッガーズパーク様にて、優勝旗、カップ、賞状等を展示してもらう予定となっております。