暗いところでキラリと存在感を発揮する「コケ」を見学
魚沼市に、珍しい植物のヒカリゴケを見に行きました。
場所は五十沢キャンプ場からさらに山を登った場所にある、「天竺の里」と名付けられた森林公園です。
周辺には、花崗岩の巨石がゴロゴロしています。ちょっと離れますが、栃尾又がラジウム温泉ですね。
さて、五十沢キャンプ場はこちら。
キャンプ場はきれいなバンガローもあり、アウトドア目的で訪れても楽しそう。
管理協力費300円をキャンプ場で払い、天竺の里へのゲートを通過します。
舗装された山道を登ること約15分。
駐車場に車を停め、歩きでヒカリゴケ自生地を目指します。
遊歩道が整備されているので軽装でもOKと、キャンプ場の職員さんに教えてもらいました。が、歩きやすいように、車に常備しているトレーニングウエアに着替えて出発。
これは、途中の「コウモリ岩」。岩の奥にコウモリが巣を作っています。鳴き声が響いていましたが、近づくと気配を察知し、静かになりました。
さらに登ります。
階段などで道を作ってありますが、草が伸びていたり倒木もあるので、登山用とまでは行かないまでも、やはり動きやすい服、すべりにくい靴を準備した方がいいでしょう。
見えてきました。歩いて15分ほどで到着。
岩の下に蛍光カラーのヒカリゴケが見えます。
葉に球状のレンズ状細胞を持ち、僅かな光りをも反射することからこのように見えます。
環境省によるレッドリストの準絶滅危惧に指定。柵が設けられているため近づいて観察することはできません。
形状が確認できないのは残念ですが、貴重な植物を直接見ることができました。
帰りに近くの商店で、魚沼特産の八色スイカ、3玉1,000円を購入。
夏もそろそろ終わりです。
(GATAポスト編集・早見)