「感情を波立たせて初めてアーティスト」（魔夜峰央さん） にいがたマンガ大賞表彰式
12月21日（日）、第17回にいがたマンガ大賞の表彰式が行われるということで、市民プラザ（NEXT21）へ行きました。
ここ数日間は穏やかな天気でしたが、また、雪がしんしんと。立体駐車場からの風景です。なるほど西堀はお寺が多いことが分かります。マンガとはあまり関係ありませんね。
さて、漫画王国・新潟の恒例となったコンテストも今回で17回目。授賞式には篠田昭市長、「パタリロ」の作者で新潟市出身の魔夜峰央さんも出席。最高賞のにいがたマンガ大賞のほか、ストーリーマンガの部、コママンガの部などでの賞が発表されました。
中学生の頃から応募を始め、4回目の今回で初めて、にいがたマンガ大賞を受賞した落合直樹さん。「Colorful」という作品は、色が反転して見える少女の物語。きれいなはずの花火も黒く見えてしまうという、ユニークなアイデアの作品とか。面白そうです。
落合直樹さんの「Colorful」
マンガ王国・新潟。日本だけでなく世界にも羽ばたいていってほしいですね。
審査員を務めた魔夜さんは、「マンガに限らず、音楽や映画でも、お客さんの感情を波立たせること、心を揺さぶることができて初めて、一流のアーティスト。お互い頑張りましょう」とあいさつ。
「自称マンガ家の魔夜峰央です」と、魔夜さん。
言葉だけでなく、ステージ上では常にコミカルに振る舞っていました。プロ意識ですねー。
「自称マンガ家の魔夜峰央です」。
受賞作は2015年2月26日に作品集として発売予定。また、同日から新潟市マンガの家（中央区古町6）で作品展も開催されます。
（GATAポスト編集・早見正明）
