雪の下にある別世界!雁木の下にある優しい気持ち…

雪の下にある別世界!雁木の下にある優しい気持ち…


新潟県を中心に北陸や東北地方の雪深い市街地につくられた「雁木」。その雁木が消えゆく中、雁木を活かしたまちづくりに取り組んでいる地域や、雪国と雁木がもたらした助け合いの心や豊かな生活文化を後世に残し、伝えていく取り組みなど、雁木を通した活動が新潟では続けられています。

新潟雁木発祥の地「津川」、「とんぼ」と呼ばれる雁木通りは、今でも通行人を雪や雨から守り、車道からの安全性の役割もあり、生活に欠かせないものとなっています。しかし高齢化や定住人口の減少などから、雁木の姿が通りから途切れてしまう課題も抱えています。

一方、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気が感じられる三国街道塩沢宿「牧之通り」。地域の歴史や風土に根ざした雁木を復活させ、自分達が暮らす自然体の姿を見せることで、まちづくりに活用した例もあります。

雁木の下には、滑り台のように雪を滑らせて効率よく雪下ろしをする道具のひとつ、「トヨ」と呼ばれるものがしまわれています。雁木の通りを歩いてみると、そこで生活している人の息吹や積み重ねてきた文化、風土、先人の知恵に触れることができます。

 

 

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新潟文化物語